※この記事は英語もプログラミングも苦手なAWS初心者が、写真や動画の保存先をAWS S3からGoogle Oneへ移行した体験談です。
どうも、守銭奴です!
月900円ほどのAWS S3(+毎月600円ほどで運営していたブログ)をやめて、年額14,500円のGoogle Oneへ移行しました。
月額換算すると約1,200円。S3単体と比べるとむしろ少し値上がりしています。
料金だけならAWS S3の方が安かったのですが、それでもGoogle Oneへ移行した理由は「自分の用途にはGoogle Oneの方が使いやすかったから」。結果大満足です!
ストレージは「なるべく安く(+安全に)」をモットーに、私が約3年間使い続けたAWS S3を卒業し、Google Oneへ移行したので記録を残しておこうと思います。
そもそもなぜAWS S3を使っていたのか
今から5年ほど前、WEBデザインの備忘録ブログを作りたくなった私は、維持費をできるだけ安く抑えられるサービスを探していました(レンタルサーバー代すら惜しい)。
そこで「勉強にもなるしAWSでやってみるか」と思い立ち、LightSailでサーバーを立て、お名前.comで取得したドメインをRoute 53で紐付けることにした。
資料は英語だらけ(^^)
管理画面も英語だらけ(^^)
知らない単語だらけ(^^)
ブログを書き始める前の環境構築だけで2か月近くかかりました😇
けど何とか公開までたどり着きました。しかも月額維持費は600円ほど。
その経験から、
「AWSよく分からんけど安い」
という認識だけは私の中に残ってました。
数年後、今度は7年近く使っていた外付けHDDの寿命も気になり始めていました。
HDDは5年程度で故障リスクが上がると聞いていたし、物理機器は端子規格が変わったり管理が面倒…。
そこで写真や動画のバックアップ先としてS3を使うことにしました。
AWSなら既にアカウントもあるし、よぉ分からんけど何とかなるやろ✌️
と思ってました。安いし、ダメだったらやめればいいし。安いし。
AWS初めてS3を使った感想
バケットなるものを作って(ここは結構直感的にできた)、寿命が気になる外付けHDDの中身をS3へアップロードし終えてとりあえずひと安心。
アップした写真や企画書、動画を確認しようとして思った。
「ぃゃリストにプレビューないんかーい!!」
写真を管理するならサムネイル表示くらい当然あると思っていました。。
今なら多少感覚的にわかりますが、S3は基本的にストレージサービスであって写真管理サービスではないんですよね。。。めっちゃ業務用。
ファイル名の一覧が並ぶだけだから不便だなぁって思いました。
続いて気づいた。
「複数ファイルのダウンロードできないんかーい!!」
管理画面(GUI)で複数ファイルを選択するとダウンロードボタンがグレーアウトして押せなくなりました。
調べてみるとどうやらそういう仕様のようです。
今ならCLIを使えばいいと思うのですが、当時は黒い画面が怖くてなるべく触りたくなかったので途方に暮れました。
とはいえ目的はバックアップだったので外付けHDDがお釈迦になってもデータがあることが大事。
「まあええか。」と使い続けることにしました。
AWS毎月の請求書がぁー

S3へ写真を保存し始めてから、当たり前ですが毎月AWSの請求額が増えました。
ブログ運営だけだった頃は月600円程度。
そこへS3利用料が加わり、月1500円前後になりました。2.5倍なのでダメージ感がありました。
もちろん高額ではないのですが。
でも感情的には「プレビューもない倉庫に毎月900円かぁ……」って感じでした。
金額だけ見れば安いし、S3は優秀なサービスなのですが、私の用途は企業システムではなく写真・動画・企画書の保管なので、直感的な使いやすさ(中身が見えるとか)が大事だったんだなぁと気づきました。
AWSブログを畳もう
そんなある日、ブログのSSL証明書更新期限が迫ってきて、重い腰を上げて手続きしようと思ったのですが、方法が変わっていました。
それまでの数回はなんとかできていたのに、ドキュメントを読んでも具体的な方法が分からない(^^)
検索してもよく分からない(^^)
何度読んでもちんぷんかんぷん😇
そしてSSLが切れました………。
Google Adsenseからも警告が届き
ドメイン更新時期がやってきて
「サイト復活できる未来見えへんな…?」
と思い更新をやめました。
AWS使ってる意味がストレージしかなくなり、それなら使いやすいサービスに乗り換えようかな、と思いました。
次の保存先を探す
まず容量の確認。
バケットが3つあり、それぞれ90GB前後。
合計すると約280GB程度で、1TBはないけど200GBは超えていました。
候補として調べたのはiCloud+、Microsoft OneDrive、ConoHa、Amazon Photos、Google Oneあたり。
iCloudは企画書もあるってなるとちょっと使い勝手が悪そう、
Microsoft OneDriveはMac民には向いてなさそう、
ConoHaは使用感がS3と似通っていて不便そう、
Amazon Photosは魅力的だったけど、私はプライム会員ではないし、写真以外のファイルも結構多い。
Google OneはGoogle Driveが使えて写真プレビューもあってフォルダ管理もしやすくてAI機能付きの2TBプランが年間14,500円程度。計算すると月額1,200円前後。
これはかなりコスパ良さそう!!
というわけでGoogle One採用決定。
君に決めた!いざ移行開始
(ここから先はChatGPT先生にだいぶ助けてもらいました。)
まずはS3の使用容量確認。
aws s3 ls s3://photo/ --recursive --human-readable --summarize
容量確認完了。
続いてファイルをダウンロードしていくぅ。
私のPCにはめっちゃ空き容量があるってわけではないので、
- S3からダウンロード
- Google Driveへアップロード
- PCから削除
を繰り返す作戦にしました。
なお大量通信になるので高速Wi-Fi環境推奨です。
テザリングだけでやろうとすると心が折れると思います。
半日ハマったポイント
フォルダ一括ダウンロードのコマンドをターミナルで実行して待っていると、
download: s3://〜〜
download: s3://〜〜
みたいなログが大量に流れてくるので、
「おっ、ダウンロードできたな」と思ったんです。
が、指定したダウンロードフォルダに何もなかった。。。。。。。。。
ファイルどこやねーーーん!ってHD内のありとあらゆるダウンロードフォルダ見て検索かけて隠しファイルの表示もしまくったけどどこにもない…。
ここに数時間悩みました😇
原因は、自分のPC側でAWS認証設定が終わっていなかったこと。
AWS側のターミナルと、自分のMacのターミナルをどうこうしないといけなかったんだね…。(初心者あるあるだと思いたい)
IAMでユーザー作成して認証設定を済ませ、ターミナルにこのコマンドを入力。
aws s3 cp "s3://szl-bu/" ~/Downloads/ --recursive
実行すると、ついにダウンロードフォルダへファイルが現れた!!!!(歓喜)
本当に嬉しかった。
AWS S3速すぎ問題
驚いたのはダウンロード速度でした。2GB程度のデータが数秒で落ちてきて
「え、もう終わったの?」って感じでむっちゃ感動しました。
一方でGoogle Driveへのアップロードは全然終わらない〜〜。
2GBで30分近くかかってました。アップロードってそういうものだよね、と思って耐えました。
移行完了
仕事の合間にアップロードを回し続け、約3日で移行完了。
Google Drive上では写真のプレビューが見えるし
検索もしやすいし
フォルダ管理もしやすい!
かなり快適になりました〜〜〜〜!!
昔のファイルもささっと見返せるのが良きですねぇ。
もちろんAWS S3が悪いサービスという話ではないし、むしろ非常に優秀なのですが
私のように「写真と動画を保管したいだけ」という人にはGoogle Oneの方が向いていました。
3年間ありがとうAWS S3。
そしてこんにちはGoogle One。
私は固定費であれば基本的に月300円でも削りたいタイプの人間ですが、今回の移行には満足しています。
安いサービスを選ぶことも大事だけど、自分が快適に使えるサービスを選ぶことも同じくらい大事なんだなと学びました。
同じ900円でも「使いづらい倉庫」に払う900円と、「毎日快適に使えるサービス」に払う1,200円では満足度が全然違います。
支払額そのものではなく、その金額に見合った価値を受け取れているかを見ることも大事なんだなと実感しました。
これからはもう少し気軽に写真管理ができそう!
ではでは。


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