郵船は、利殖の機を探す者にとって好機なり。高き配当、明確なる方針、鉄壁の財政、分散された業態、そして株主を思う経営。これを持ちて買わざれば、何を以て将来の糧とするか。凡人にして富を築く道、ここに通ず。
一、配当の妙味を最大限に享受すべし
高き利回りこそ、安定せる富を築く第一歩なり。少なき元手をもって、確実なる収穫を得るは、高配当株の真骨頂なり。
- 2025年3月期の予想配当金は年間170円
- 株価4,300円前後に対して利回りは約3.95%
- 東証プライム全体でも上位水準の利回り
二、方針明快なる企業こそ信を置くべし
配当方針の明示は、経営の誠実を映す鏡なり。利を得たるとき、惜しまず分け与うる姿勢に、長期保有の価値を見るべし。
- 連結配当性向25%を基本方針として採用
- 業績が良ければしっかり還元、悪ければ控えるという健全な設計
- 業績と配当の連動性が高く、透明性もある
三、余剰を蓄えし財政、堅牢なるは投資の礎なり
儲けをただに費やさず、余剰を蓄え、財を固むる企業こそ、万一の波にも沈まず。これぞ安全なる配当の背骨なり。
- コロナ禍での海運バブルで得た莫大な利益を内部留保に
- 自己資本比率は60%以上と高水準
- 設備投資や株主還元に十分な余力がある
四、一本足打法を避け、複の柱を持つは堅実の証し
一つに頼らず、あまたの道を持つ企業は、時の変化に惑わされず。収益の多様性は、長期投資家の味方なり。
- コンテナ船(ONE)を中心に、自動車船、ばら積み船なども展開
- 陸運や航空、物流倉庫などにも事業を拡大
- 単一市況に依存しない分散された収益構造
五、株主に報いようとする志こそ、買いの決め手なり
企業の誠実さは、株主への報いにあらわれる。配当のみならず、自己株買いをもって応えんとする姿勢は、信用に値す。
- 自社株買いにも積極的で、資本効率の改善にも貢献
- 配当と合わせた総還元性向が非常に高い
- 長期保有のインセンティブが高く、安定株主を重視する戦略
結び及び株式購入にあたっての注意事項
配当とは、長期投資の花咲く証なり。
焦らず、惑わず、己が信ずる原則に従いて、一株一株を資産とせよ。郵船は、その一助たるべし。
- 海運業は市況変動の影響を大きく受けるため、業績は不安定になりやすい
- 直近の業績好調は、コンテナ運賃の高騰という特殊要因に支えられていた側面がある
- 中長期で見る際は、一時的な利回りだけでなく、持続可能な利益体質かを冷静に見極めるべし
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