──世界を魅了する知の結晶、創造の旗手──
ソニーグループは、音響・映像機器を源流としつつ、ゲーム・映画・音楽・半導体と多角的に展開する稀有な総合エンタメ企業なり。技術と感性を高次元で融合し、世界市場においてブランドの輝きを絶やさず、安定した利益と成長余地を確保するその姿は、時代の先を読む慧眼に基づく。国際的にも競争力を保ち、長期保有にて果実を得るに足る銘柄と申せよう。
一、稼ぐ力の厚みを持つべし
娯楽産業の中でもゲーム分野において突出した収益力を誇り、PlayStationシリーズは世界的ブランドに成長。また、音楽・映画事業においてもIPを資産とし、コンテンツビジネスで高い利益率を維持す。加えて、イメージセンサーを中心とする半導体事業では、スマホ市場を支える基幹部品供給者として技術的優位を堅持するに至れり。
- ゲーム(PS5)・音楽・映画・半導体の4本柱で収益源を多様化
- 映画『スパイダーマン』や音楽IPなどによるコンテンツ収益力
- CMOSイメージセンサーで世界シェア首位、安定したB2B売上
- サブスクリプション等のストック型収益が成長を牽引
- 為替リスクや景気変動にも耐性あるビジネス構造
二、技術とブランドを磨き続けよ
単なる電機メーカーの枠を超え、ブランド価値と感性、技術力を組み合わせた“感動体験”を創出する点にソニーの真骨頂がある。AIやVR、メタバース分野などの新領域にも着実に布石を打ち、単年度の収益に左右されぬ中長期的な成長を図る姿勢、実に頼もしきものなり。
- 長年の研究開発力とIP資産が他社を寄せ付けず
- 感性を大切にする“クリエイター・ファースト”の企業文化
- AIやXR領域への投資、未来の体験価値創出を目指す
- EV向けカメラ、ADAS向けセンサー等で自動車市場も視野
三、株主に報いる姿勢こそ価値あり
近年、配当政策の安定化と株主還元の強化が見られ、総還元性向にも意識的に取り組み始めておる。持続的な配当と自己株買いにより、長期保有の魅力は増し、優れた企業の成長と共に資産を育てる道が開かれん。
- 年間配当増配傾向、利益連動型で安定感あり
- 自己株取得の実施により、一株利益の向上
- 株主還元姿勢は外資系投資家からも評価高し
- 長期的な視野での資本政策に信頼性あり
結び及び注意事項
世界を舞台に感動を届け続ける稀有の企業、ソニーグループの株は、分散投資の中でも価値ある一石なり。技術と感性が合わさる未来志向の経営は、長期的な資産形成の柱たり得る。
- 株価変動幅が大きく、短期投資には不向き
- 為替や海外経済動向に業績が左右されやすい
- コンテンツやIPビジネスの評価は時に不安定
- 高PERで推移する場面もあり、割安感は薄め
- 電機セクターとしての市況感に連動しやすい
余談
ソニーグループも株式投資を始めた当初「好きな企業を応援する」を基本理念に、購入した銘柄である。日本に於ける発明家のような立ち位置の企業で好きであったのであるが、そこまで伸びず(5年保有で+81.67%)配当も雀の涙であるからして、もはや慈善事業の感覚である。
高配当株でポートフォリオを固めた今となっては手放しても良い銘柄となってしまったが、今後も新技術の開発に期待して塩漬けとする。
高配当投資家の読者諸兄に於かれましては、血迷わず、慈善事業の気持ち以外では購入しないことを推奨する所で在る。
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